4年間通った大学が今日で最後だった。
昨日まではテストのことしか頭になかったのに、お昼頃大学近くのパーキングに車を止めて大学まで歩いていたらなんとなくしんみりしてきた
3年間は友達がいた
4年生からはやっぱり継続が難しくて友達いなくなって、(一方的にLINEをブロ削したから嫌われたと思う苦笑)唯一本当に仲良いと思ってた子のLINEすらも機種変のタイミングでうまく連携できずに消えてしまった
はじめて、さよポニさんのことを話した、靖子ちゃんの音楽の話もした、何より私の好きだっていう小説全部知ってた はじめて誰かと本の話をした気がする
その子と仲良くなってから余計本が好きになった 小説も漫画も色々貸し借りした
そんな子と、同じ大学にいる訳だしどうにかしたら会えそうなもんだったけど、怖くて諦めた、逃げた
また再会できたとして、上手く話せなくて消滅していくくらいなら連絡先が消えたことを言い訳にお別れした方がましな気がした
前期科目で作った模型、卒業式の日に取りに行くことにしていた気がするけど、卒業式なんて出ない
友達がいないし、友達いないのに華やかな服着てみんながワイワイする中惨めな気持ちになってる自分想像したら辛かった
あの友達も、連絡先消えたな?と気づいていたらきっとなにかしらアクション起こしただろうから、あの子も気づいてないのか、それとも私にそれほど興味なかったのかも、ということにする
模型を返して欲しい、というついでに好きだった先生に会いに行くことだってできたはずだけど、結局頭の中で妄想して終わりだった
「先生の授業好きでした」「先生の言葉が嬉しかった」
もっと言えば、社会人になってうまくやってける自信ないです、とか言いたかった
だけどどうせ話せないから諦めた
今日は最後だったから、図書室(前期ぶり)で勉強した
あの友達、よく図書室の1階で勉強してるよって言ってたから、望み薄だけど一応見に行った 案の定いなかった
秋頃募集来てた、図書室に置く本を考えましょう、参加者募集!で採用された本が14冊並んでいた
ちなみに参加者は2人だけだったらしい
ちょっと気になってたけど、怖くて諦めたやつ
参加してればその人たちと仲良くなれたのかなーとか考えた
高校生が図書室で本を見てた
小説くらい借りる訳でもないけど少し見ていきたい気分どったけど、高校生が熱心に見てたから結局見なかった
帰り道はさよポニさんをきいた
大学時代1番聞いたのは誰なんだろう
少し遠回りして帰った
友達がいなくても、あの大学は綺麗だったしなんとなくの愛着はそれなりにあって、寂しくなった
いつも冷めた顔してるくせに、お別れだけはどうしても寂しくなる(と思ったけど、高校は本当に寂しくなかった記憶がある 即刻ダッシュで家に帰った)
友達たくさんの人たちはもっともっと寂しいんだろうなーと思った
設計課題楽しかったなー
夜遅く学校残ってパソコンしたりして胃がキリキリしてたときもあったけど、あの時はその辛さを分け合える友達もいたからよかったなあ
1人だったら絶対耐えきれなかった
ありがとうございました
本当は卒業の寂しさも誰か友達と分け合えたらよかったんだけど、そうはいかなかったね……
遠回りのついでに、設計課題だった敷地も見てきた
駐車場になってた(元からだったかは忘れた)
帰りは粘土買って帰ります
さよならポニーテール「ぼくらの季節」