地下潜

ネガティブファイター

アイスクリームフィーバー

23.8.4

今日はコナンくんぶりの映画を見に行きました。

なんかすごい久しぶり!と思ったけど、案外そんなことなかったな

 

映画中、映画前のお昼ご飯や移動中の会話を思い出したりして、ひとり反省会が始まってしまい、中々集中できなかった

そのおかげか、吉岡里帆の目が大きいとか、水カンの子の頭の形が綺麗だとか、モトーラちゃんと吉岡里帆が見つめ合って瞬きするシーンなんか蝶々が羽をパタパタさせてるみたいとか、とにかく視覚的な情報しか入ってこなかった

だけど、音楽がよかったし(挿入歌、EDも)、綺麗なクリアな映像なのに(映画は昔みたく画質が悪い方が正義と思っている)風情があって素敵だ!と思った

なによりも”アイスクリーム”が題材ってところがよかったね!

売店にも劇中に出てくるアイスクリームが売っていたりもした)

 

本音でおしゃべりするのはやっぱり難しいだとか、もっと話したいことがたくさんあった気がするのにそれはなんだったっけ、とか、この友達は会うたび緊張するけど、いい意味でドキドキするからちょうどいい距離感を保てるなーとか、来年私が東京に行ったら気軽に映画を誘える人はいなくなってしまうのかなーとか、そんなことを考えていたら、映画の内容関係なく、映画的には意味のわからないタイミングで涙が出てしまった

友達は私の左に座っていたのだけど、左目から涙が出てしまった けどまあ、ばれていないでしょう!

 

映画中、取り逃した映画がたくさんあったなーということも考えていた

高校2年生の夏、それこそモトーラちゃんとほしもえさんのW主演だった「少女邂逅」、それから今年やってた「ぬいぐるみと話す人はやさしい」、あと明菜ちゃんのコンサート映像。

見たい映画はどんなに忙しくても予定を合わせて見るべきだなーと改めて思った

その映画を見たかどうかの経験値が欲しいんじゃなくて、思い出がただただほしかった

映画を見ることで自分なりの”素敵な季節”を作りたかった

 

映画後はエレベーターを下ってそのままそそくさと解散した

映画を見ている最中から、どんな感想言えばいいんだー!?で頭がいっぱいになり始めた

映画の後に口に出すことは映画に関することじゃなきゃいけないような気がするし、映画館を後にしてからの移動時間まではどうか映画の感想を引っ張らなきゃいけない!という謎の思い込みがあって、それから逃げるみたく、映画上映後、館内に電気がついた瞬間に「トイレ行きたい!」と言ってスクリーンを飛び出してしまった

トイレは個室がふたつあったのだけど、両方とも埋まってたから先に油取り紙を使って油を取って、それからパウダーを塗りなおし、リップを塗りなおしたくらいのタイミングで新しく人が来て、それとほぼ同時くらいにひとつトイレが空いて、私はトイレ待ちの人だったのにあっちは気づかなくてあっさり抜かされてしまった

そのあとに来た人にも抜かされて、結局その二人が出てくるまで待つ羽目になってしまった

 

本屋さんに行く前、友達が「感情にコントロールされるのが悩み」と言っていた

つい最近他の友達と遊んだときに、半ば強制的にmbti診断をやらされて、その質問項目の中に「感情をコントロールするというよりは感情にコントロールされる方だ」というのがあったことを思い出した

この友達がmbtiの質問項目の言葉を拝借したのか、それとも自分の言葉だったのかはわからない

 

友達は、ひとりでいることを気にしたりしないような子で、そんな気持ちよりも自分のやりたいとか興味の方を優先しているみたいでいつもかっこいいなーと思っていた

そんな友達が就職活動に悩んでいたのだけど、その子が意志を持って選択する道ならどれも正しいだろうなーと私は思ってる

こういうことをいちいちちゃんと言葉で伝えなきゃなのに、やっぱり今日も頭の中にぼんやり浮かんで口に出すことはなく消えてしまった

 

会話は即レスが基本、というか当たり前だから、咄嗟にリアクションができない私にはあまりにも向いていないコミュニケーションツールだと思う

友達も面接が無理~と言っていて、私たちはやはり似たもの同士だね~~と勝手に思った(勝手にまとめるな)

 

こんなに気軽に私の見たい、完全に私の趣味の映画に付き合ってくれる友達は絶対手離してはいけないなーと思った

いっつもは会話がうまく続かなくて気まずいなーの気持ちが強かったけど、なぜだか今日は違った

もっとお話をしたいと思ったし、おしゃべりをするためにこの子との時間を作りたい!と思った

 

帰り道、ひとりになって歩いてるとき、「あ、誕生日聞くの忘れた~」とやっと本来の目的を思い出した。